ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
「あの…ゴメンね。
ホント…。
決まり破って…、隠してて…。
ダメだ私…。もう生徒会にもいれな『もう良いから』
「へ?」
遙が口を挟む。
何が…良いの?
「はっきり言ってね?
2人がそういう関係だってコト、薄々気付いてたの。
あたしも瑛貴も昴も…
そのことについてちょっと話したこともあったし。
でも…誰も"ダメな事だから別れさせなきゃ”って…
言わなかった…。
言えなかったのかもね。
2人が…幸せそうだから。
目合わせるだけでニコニコしてんだよ?
そんなの見てるとね?
酷い決まりだなって思ったの。
―あたしたちも悪かったんだよ」
こんな真剣な遙は初めて見たかもしれない。
遙は悪くないのに。
瑛貴と昴も…知ってたんだ。
優しい…っていうか…
ありがとう…