ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
そこまで怒る話じゃないのに
遙や瑛貴と話しているうちにどんどんボルテージが上がっていく。
もう…止まらない…。
何で教えてくれないの。
そういう小さいことでも不安になるんだよ。
私、蓮と付き合い始めて、不安に敏感になった。
「メリット…?
んなもんあるか。
だいたい今日集まらなきゃいけないこと自体が、めちゃくちゃかったりぃんだよ!!!!
…今日の議題は
お前らが勝手に付き合ってることについての話だ」
その瞬間…蓮が生徒会室のドアを開けて入ってきた。
「え…」
誰の声か分からない声が宙を舞った。