愛詩 ―アイウタ―
キーンコーンカーンコーン―・・・
キーンコーンカーンコーン・・・
休み時間になり麗那はソッコーで
私の席に来て、、、
「いやぁ〜! 蘭世!!!
真面目に吹き出しそうに
なっちゃったょ!!
ホントにうけたー♪」
「ムカつく〜!!
だったらホントに吹き出し
てればよかたじゃーん」
なーんてまた神田竜の話しを
している。
そして麗那が何かを思い出したように隣を向き、
「あっ!
うち茅根麗那!よろしくねー♪」
っていかにも「忘れてたました」感満載の挨拶をした。
・・だけど、やっぱり神田竜は
「はい!
僕は神田竜っていいます。よろしくお願いします!」
って笑顔で答えるんだ。