消えそうな光...





寿嘉が
『あたしは反対方向だから瑠璃を送ってあげて!!』
寿嘉は私に“頑張れ”って小さな声で言った。
寿嘉は私が瀬戸に興味を持っていることを知っている。

『結城は?』
結城とは寿嘉のこと。
『あたしは駅に向かいにきてもらうから!!』
嘘。
寿嘉いい人すぎるよ
『じゃぁ桜庭行こっか』
瀬戸が私の眼を見て言った
『うん。行こっか』
寿嘉と手を振って私と瀬戸は駅に向かった。
なんか不思議な感じ
昨日まで遠かった人がこんなに近くにいる。
嬉しくて、恥ずかしくて顔が真っ赤…
空が真っ暗で良かったって思うんだ

あなたはきづいてますか?



私はあなたに恋してます
















< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop