ヤクザと執事と私 1

私は、その時、執事の隣を歩ける幸福感と安心感を感じて歩いていた。



ただ、今までと違うのは、私の後ろには・・・私よりかなり年上の3人の部下が私の影を踏まないようについてきていることだった。



これで、私の長い一日目も終わりかと思っていたけど・・・波乱の執事見習い一日目はまだ終わりを告げなかった。


その事件は、真木ヒナタと執事の言い合いが続いてる部屋に組員が飛び込んできたことから始まった。


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