ヤクザと執事と私 1

もう・・・やめて・・・・


本当に男なら良かったと心底思った。



そんな私を置いといて、3人はさっさと『Club 華』に入っていく。



「小夜兄さん、入りますよ。」


ポチが入り口から顔だけ外に出して、私を呼ぶ。


「うん。行くよ・・・」


私は、重い足取りで『Club 華』に入っていった。



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