ヤクザと執事と私 1

だって、組長と執事の乱闘を止めるなんて、身長150cmほどの私と真木ヒナタには無理。


ポチは果敢に執事と組長の中に止めに入り、一発でのされて、床に倒れている。



「おっ、今、いいパンチが入ったな。」


真木ヒナタは、まるでテレビでボクシングを見るような感覚で2人の乱闘を私に解説している。


私達の後ろでは、店長が蒼白な顔をして、執事と組長の乱闘を見ていた。


本当に高級そうな家具だもんね・・・・店長は悲惨だな。


私は、蒼白な顔をしている店長の今日の被害を考えるとかわいそうに思った。







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