ヤクザと執事と私 1

荒れた部屋の中では、ひとり取り残されたポチが、


「一番被害にあってるのは、俺のはずなんですけど・・・」


と、さびしく呟いていた・・・


「ポチー!」


そんな寂しさ一杯のポチに真木ヒナタが外から呼びかけた。


「さっさと来いよ。」


「はい!今、行きます。」


ポチは嬉しそうに真木ヒナタの元に走っていった。



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