ヤクザと執事と私 1
私は席につく。
私の隣には、熊さんが座り、もう片方には、執事が座る。
「それでは、いただきましょうか?」
執事の一言で、みんなが食べ始めた。
そこにサブが入ってきた。
「うぁ~、もう、みんな食べてら。」
そういって開いた席に座る。
サブは門番の仕事があったので、他の人とは別に今から私達と一緒に食事をとるということだった。
「いただきまぁ~す。」
サブが嬉しそうに声を上げる。
しかし、すぐに動きを止めて、私のお皿を見る。