SECRET&LIMIT-王子×凡人-
《Part.02》
◆教室で…
そんなことを考えながら
アタシがパタパタと急いで教室に戻ると、まだ教室には誰かが居た。
「先生、私…先生が好きです!!!」
えっ…
えぇええ-?!
ちょっ…
誰かが担任に告白なんかしちゃってるし!!
いやいや、ちょっと待って…
以外と担任ってモテるの?
って、そんなこと考えてる場合じゃないって!!!!
ど、どうしよ…
とりあえず、隠れなきゃ…
…隠れる場所なんて無いよ。
あぁ。もぅ……
こうゆう時はやっぱり隣の教室に誰かが居てほしい。
両隣はたまたま゙体育゙ど美術゙で教室に誰も居ないんだよなぁ…
もぉ〜…何でここで告白なんてしちゃうかな?!
「…ごめん。君とは無理だ…」
へっ?!
振っちゃうの!!!?
つか、返事早くない?
…可哀想。
「ど、どうしてですか?!」
そら、理由ぐらい聞きたいよね…
「君は、俺のことを良く知らない。だから、無理だ。」
即答…
もうちょっと女の子に気を遣え!!!
アホ教師!!!!!!
ガタンッ
あっ!!
「誰だ!!!?」
ヤバーイ!!!
つい、手に力が入ってドアに手が当たってしまった…
どこに逃げよう!!!?