SECRET&LIMIT-王子×凡人-
そんなことを考えていると、流稀はそこにはもう居ない。
アタシはぐるりと周りを見渡すと、さっきまでの女子達は居なくなっていた。
がっ…
流稀が居て、流稀は自分の机の上に体操服を置いて上半身が裸になっている状態だった。
「なっなななな…」
゙何してんのよ!!!゙と言いたかったのに、゙な゙しか出ない。
「何してるのかって?」
ギクッ
何故に心を読まれてる?
「だ、だって可笑しいでしょ?!女子が居るのに、平然に着替えるなんて!!!」
アタシが文句を言っている最中に流稀はスポッと体操服を着て、こちらに向かってくる。
向かって来たかと思うと、アタシの前に中腰で座って
「それだけ?」
なんて言う。
それだけも、これだけも無いでしょが!!!!
「ふ-ん…」
「なによ」
「夜満のエッチ^^」
はぁ?!!
エッチじゃあなくて、スケベの方がマシだっての!!←そうゆう場合かっ!!!(天の声)
「エ……ッチじゃないってば!!」
「なんで-?俺の体見てドキドキしてたんでしょ?」
…そ、そりゃ-…
ドキドキしたけど。