SECRET&LIMIT-王子×凡人-
「いや、あ…こっちの話^^てか、独り言みたいな??」
アハハと笑ってその場を誤魔化す。
そんな時、無意識で首を少しポリポリと掻いていると
「ん?何…その黒い物体。」
ハッ!!!
し、しまった…
つい、癖でやってしまった。
「黒い物体ー?そんなの無いよー^^サキ、視力落ちた??」
と、咄嗟に誤魔化してパパッと髪の毛で隠したけれど時すでに遅し。
「私の視力の良さなめてはいけませんよ?夜満ちゃん^^」
サキはニッコリと笑ってアタシに近づく。
そして、ハラッと髪の毛を払い除けた。