愛を囁いて
*絶対無理
「ともを雇ったの!!!!!!」
「うるせぇな、怒鳴るなよ」
ともが出ていった後
すぐにエレベーターに乗せられて
社長室に連れてこられた
「ともを雇うなんてどうかしてる」
「いいじゃん
部下なら俺に頭上がらないし
日向に手も出せないし?」
「う〜ん……」
そうだろうけど…
「不安?」
「不安じゃないけど…怖い」
「大丈夫…俺がついてる」
後ろから私を包み込むように抱き締めてくれた
「私…抱き締められるの好き…安心する」
「そっ?」