*Lover's Re Mode*
慶二が去って、静かになったと思ったら、廊下が騒がしくなった。
教室に走り込んできたクラスメイトが興奮気味に叫んでいる。
「キャー!!転校生君見た~!?」
「超~カッコい良くない!?」
「うそ~本当に!?」
もう、授業が始まると言うのに、教室内は女生徒による乙女の会話で華を咲かせて盛り上がっている。
男子達も気になっている様で、そわそわと女子達の話を聞いていた。
廊下も更に騒がしくなった。
「キャー!!」
と、たくさん黄色い声が次々とあがり、近付いて来てるのが分かる。
ついに例の転校生がやって来たのだ。
予鈴が鳴り、次いで本鈴も鳴った。
席に着いた女子達がソワソワとしている。いつもより化粧をばっちし決めて、今か今かと待っている。そんな様子に、
…可愛いなぁ。
と、思ってしまう私には、乙女の資格が無いのかもしれない。
教室に走り込んできたクラスメイトが興奮気味に叫んでいる。
「キャー!!転校生君見た~!?」
「超~カッコい良くない!?」
「うそ~本当に!?」
もう、授業が始まると言うのに、教室内は女生徒による乙女の会話で華を咲かせて盛り上がっている。
男子達も気になっている様で、そわそわと女子達の話を聞いていた。
廊下も更に騒がしくなった。
「キャー!!」
と、たくさん黄色い声が次々とあがり、近付いて来てるのが分かる。
ついに例の転校生がやって来たのだ。
予鈴が鳴り、次いで本鈴も鳴った。
席に着いた女子達がソワソワとしている。いつもより化粧をばっちし決めて、今か今かと待っている。そんな様子に、
…可愛いなぁ。
と、思ってしまう私には、乙女の資格が無いのかもしれない。