*Lover's Re Mode*
「あ~…あっそうだ!ルイもS・Sのメンバーなんだよね?私がS・Sに入れたのって…やっぱりルイの彼女だから??」
取り敢えず魔王を降臨させない為に、オーバーアクションと作り笑顔で、さっきから気になっていた事を振ってみた。
ルイは、何を今頃といった感じで、大袈裟に溜め息をつく。
「さっき何を聞いてたんだよ。琴葉の奴は何の説明をしてたんだか」
(クッ…人が下手に出て聞いていると言うのに。何、この上から発言!!)
「…あっそ。それより『琴葉』…て、さっきから呼び捨てだけど、水無月先輩の知り合いなわけ?」
「んー琴葉?何だ気になるのか?」
ニヤニヤ。
いやらしい笑みを浮かべるドエロ様は、わざと私の耳元に顔を近付け、吐息を溢す様に囁いた。
「ひ・み・つ」
熱い吐息は敏感な私の耳を掠め、しっとりとさせる。
絶対にわざとやっているに違いない。
確実に私のウィークポイントを掴み始めてるセクハラ魔。
ゾワゾワ。
ゾクゾク。
力が抜ける様な不思議な感覚が体の中で駆け巡る。
(はぅ~もう、こんなんばっかで疲れちゃうよぅ)
取り敢えず魔王を降臨させない為に、オーバーアクションと作り笑顔で、さっきから気になっていた事を振ってみた。
ルイは、何を今頃といった感じで、大袈裟に溜め息をつく。
「さっき何を聞いてたんだよ。琴葉の奴は何の説明をしてたんだか」
(クッ…人が下手に出て聞いていると言うのに。何、この上から発言!!)
「…あっそ。それより『琴葉』…て、さっきから呼び捨てだけど、水無月先輩の知り合いなわけ?」
「んー琴葉?何だ気になるのか?」
ニヤニヤ。
いやらしい笑みを浮かべるドエロ様は、わざと私の耳元に顔を近付け、吐息を溢す様に囁いた。
「ひ・み・つ」
熱い吐息は敏感な私の耳を掠め、しっとりとさせる。
絶対にわざとやっているに違いない。
確実に私のウィークポイントを掴み始めてるセクハラ魔。
ゾワゾワ。
ゾクゾク。
力が抜ける様な不思議な感覚が体の中で駆け巡る。
(はぅ~もう、こんなんばっかで疲れちゃうよぅ)