また、先生に恋をする。
4
夏休み中間、八月のど真ん中
私のなかで早く学校に行きたい
気持ちが出て来た。
「早く学校行きたいなあ」
どこからの気持ちか分からない
プルルルル、
『もしもし!沙優?暇?』
「暇だよ」
パァッと明るい声で友愛は珍しい事を口にした。
『良かったあ〜!!学校行かない?!』
って電話があった30分前
私は『急いで!!』って友愛に
急かされて学校へきた。
友愛まだかな、、、、、、
何でも、夏休みのクラス皆での花火で友愛が皆川くんに恋しちゃったらしい。
皆川くんがバスケ部で
今日試合らしい。応援きてね
って言われたけど一人では
いけなくて私を誘った
ってことらしい。
「沙優〜!!ごめんね?!急に誘って、、」
「いいよ!!暇だったし友愛の恋のためだしねえ〜(笑)」
恋かあ〜
「ありがとう!!いこ!!」
体育館では熱気漂う白熱した
試合が行われていた
「きゃー!!大智(タイチ)〜!!」
友愛の声援に気付きパッと振り向き
手を上げて反応する。
試合が終ったら皆川くんが友愛に逢いにきた。
「友愛っ!!ありがとっ!!勝てたよ!!」
あれれ〜そんな仲?!
「大智おめでとう!!かっこよかったあ!!」
めっちゃ仲いいなあ〜...
「私ちょっとうろうろしてくる!!」