また、先生に恋をする。


バコッ!



「ってえ・・・」



俺は何も言わず和真を殴った。



あの時のことははっきり覚えてる。



「お前今なにやったかわかってんの?
別れるにしても今のはないだろ。
1年半前から付き合ってて
それはないんじゃないのか?
相手のことももう少し考えろよ!!」



和真は俺を押しのけて言った。



「じゃあ兄貴が付き合えば?
少なくとも付き合ってるのは俺だよ?
何熱くなってんだよ(笑)
それとも兄貴高岡沙優すきなのか~?」


俺は何も言えなかった。

和真の言っていることは正しい。



「そおなんだ~へえ。
教師と生徒か。いいんじゃね?
禁断の恋かよ(笑)」



俺は多分沙優じゃなかったら
和真にこんなこと言ってない




和真は電話でありえないことを言ってきた。




「兄貴に沙優はあーげない♪
心配なら×公園きたら?(笑)」



プープープープープープー・・・



俺は走った。



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