天然総長上等!!!



「でも、君、怪我してる。


動いちゃだめだよー…」




男の子は首にかけていたタオルであたしの腕の血を軽く拭取り、止血した。




「やめろ!!!

てめぇのタオル汚くなんだろーが!!!」




「俺、タオルなんて何枚でも持ってるから。


腕、お大事にね。」



男の子はそれだけ言って去っていった―――。







「なんなんだよ。アイツ…



こんなアタシに、優しくなんてして。。。


あんなヤツ、、、初めてだ。」




ここでいったん暗くなってナレーションが入る。



< 28 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop