天然総長上等!!!
「美奈、思い出にひたってるのはいいけど、SHOPPING♪の時間がなくなってきてるのに気づいてる?
あたしも買い物したいから、もう行かない?」
「あ、ごめんごめん!
じゃあ、行こっか☆」
咲希とあたしが歩き出したその時、
「…俺は連れてってくれないの…?」
恭哉君の声がした。
すると咲希は冷静に、
「あたりまえでしょ?
恭が来たら、ゆっくり買い物が出来なくなるじゃん。
子守しなきゃいけなくなるんだから。
じゃあね。」
と言って、前を向きながら、後ろにいる恭哉君にヒラヒラ手を振った。