天然総長上等!!!

最強の男の子



「大丈夫?」




さっきのように乱暴な口調ではなく、優しい声で問いかけてくる。




「はぃ、ありがとうございます」




あたしはペコリとお辞儀をした。




「こんな夜遅くに女の子が外歩いてちゃあぶないよ。


もし、俺がここ通ってなかったら…」





男の子はそこで言葉を濁した。



そうだよ… あたし、もう少しで危なかった。。。



この人のおかげで助かったんだから。




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