甘い香り



そんなあたしに、いつも通りクッと笑って



「早く来てくれ」



そう言って、微笑んだ。







うん、あの笑顔は反則だと思うんだよねぇ…。

だってイケメンにあんなことゆわれちゃ

ノーとかゆえないし!

あぁあ…思い出すだけで顔熱くなるぅ!

なーんてぼーっとしてたら

プリムラや他のメイドに捕まって

いろいろ…ほんとにいろいろ、されました…。

いやぁ絶対きもいよ!

吐くって!!!!



「いーやぁぁぁぁぁ…!!」

「マミ様、往生際が悪いですよ!
 ご主人様が待っておられるのですから、さあ早く!」



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