甘い香り



「初めまして、」

「彼女はサクラギ・マミ。
 俺の大切な人だ」



うっひゃああああああああ!

ちょ、あんた大切な人って……!!

出血死させる気かっ!



「…そう、なのですか。
 ぜひ私とも仲良くして頂きたいですわ」

「あ、はい!ぜひっ!」



きゃほーう!

美人さんとお友達に!

やっべ、顔にやけるわ!



「すまない、マミは俺の大切な人なんでな。
 いくら女でもマミと2人にはしない」

「まあ、随分とご執心ですのね」

「いや、冗談ですから。
 気にしないで下さい」



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