甘い香り



何のため…?

て、そんなん決まってるでしょ。



「アスターがあたしの血を飲むんでしょ?
 そしてその代わりにあたしは贅沢しほうだい」

「フッ…そうだ」



あーもう、アスターの笑顔ちょー可愛いっ。

写メりたいぃ!

ケータイないけど。

捨ててきたし。



「マミは何をしてもいい。
 ただし、俺を裏切るな」

「おっけ!じゃあ散策してくる」

「ふ…ああ」



アスターって、優しく笑う。

見てるこっちがつられちゃうみたい。



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