甘い香り
こりゃ女は堪りませんな!
アスターの彼女なんてなったら嫉妬しまくりで大変だ!
挨拶をしてプリムラと一緒に部屋を出た。
「プリムラ、良かったら一緒に付いてきてくれないかな?」
「勿論でございますマミ様。
マミ様の仰せのままに」
そう言って頭を下げようとするプリムラを止めた。
プリムラは不思議そうにあたしを見ていた。
「ンなことしなくていいって!
別にあたし吸血族でも何でもないし?
てか堅苦しいの嫌いだし!」