甘い香り



あたしの言葉に、サファイアの瞳を大きく開くアスター。

…うん、イケメン。

やっべ、また鼻血出る!



「…知りたいか?」

「…っ」



あたしの顎を掴んで、少し微笑む。

ちょ、まじムリムリムリィィィィ!!!!!



「、また鼻血か」

「っ、ごめ!」



顔を離そうとしても離れない。

…あの、何かイヤな予感が…。

近づいてくるアスターの顔を眺めた。

やばい…ぞ?

垂れてきた鼻血をアスターが舐める。



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