甘い香り
学校のプールの半分くらいの大きさの湯船。
お湯加減もあたし好みのぬるめのお湯。
じっくり入って、寝室に向かう。
寝室はアスターとの兼用。
あたしが寝室に行くと、アスターはベットに入って本を読んでいた。
「アスター!お待たせっ」
「マミ…あぁ、待っていない」
柔らかい笑顔に安心して、ゆっくり横になる。
ベットから香る、アスターの香水の香り。
この匂い、安心するんだよね…。
「マミ?」
「ん〜…ぅ…」
「ふっ…おやすみ」
頬に柔らかい感触を感じて、あたしは眠りに落ちた。