甘い香り



「…そうか」



アスターちょーカッコいい!

男らしい!惚れる!

いや、本気で惚れないけどね?

イケメンは所詮目の保養!



「さっきはごめんね、君が美味しそうだったからつい」

「!…マミの血を飲んだのか?」



あ、そうだった…やば、思い出したら目眩が…っ!



「病みつきになりそうだね」

「アカシア、いい加減にしないと本気で怒るぞ」



ピシッと壁にヒビが入る。

…ん?何が起こった…!?

飾られた花瓶がカタカタと動く。

もしや…アスター!?



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