☆★心風★☆
「“おしおき”受けろって言ったろ?架村」



ドキンッ。



不意に鴻上くんの唇が、私の唇に重ねられた。



「んんっ…」



柔らかくて温かい鴻上くんの唇。



唇の体温が、ゆっくりと伝わってくる。


とろけそうなキス…



ぎゃっっっ!!


これって…鴻上くんとキスしてんだよね!?!?



ファ…ファーストキスじゃんっっ!!



なんて考えていると、鴻上くんの少し開いた唇の間から、熱い何かが入ってきた。



“それ”は私の歯をなぞった。


…ゾクッ!

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