☆★心風★☆
それが鴻上くんにとって良いことなら…私はあきらめる。



あきらめるように…頑張るから………。



だから…満足してね?



鴻上くん………



十分に泣いたあと、教室に戻ると、もう3時間目の終わりだった。



チャイムと同時に教室に入った。



席に着くと、一番に実花ちゃんが私のところにきた。



「ねぇ、どうなっってんの!?鴻上、教室に戻ってきたと思ったら、帰っちゃったよ!?」



「え…?」



鴻上くんが帰った…?


うそぉー…



なんでぇえ!?


傷ついてるのは、私の方でしょぉ……



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