☆★心風★☆
「…もう一度、告って」



低い声で私の心をくすぐる。



「…わ、私…鴻上くんのこと、誰よりも好き…」



すると鴻上くんは、私を抱きしめている腕をよりいっそう強めた。



そして耳元で呟いた。



「俺も、架村が一番好きだよ」



「……っ///」



なんでそんなドキドキする言葉を、平気で言えるのだろうか。



私はもう全身が熱くて、やばいよ。



熱が鴻上くんに伝わる…。


「ありがとう。私を好きになってくれて」



やっと…


やっと言えた……!

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