☆★心風★☆

幸せの絶頂

待ちに待った日曜日。



部活もなく、のんびりとベッドで寝転んでいた。



枕元に置いてある時計を見ると、まだ朝の8時だった。



大会が始まるのが、夕方の6時から…。



鴻上くんが家に迎えにくるのが、昼の1時…。



大会が始まるまで、ゆっくりと家で過ごすつもり。



私はベッドでゴロゴロしながら、本を読んでいた。



そのとき。



“ピンポーン”



なるはずのないインターホンがなる。


「え…」



鴻上くんが来るには早すぎるなぁ。



じゃあ誰!?

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