☆★心風★☆
「なんだろ…すごく嬉しい。ドキドキする」



「…そういうこと、普通言葉に出さねえだろ」



鴻上くんは私にそう突っ込むと、ソファーから立ち上がった。



ソファーの軋む音が、やけに大きく聞こえた。



好き…



鴻上くん…



あなたが大好き。



他の誰にも代えられない、


特別な存在。




そんな人が…


私が初恋だなんて。



嬉しすぎて死んじゃいそう。

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