☆★心風★☆
しばらく沈黙が続いた。








「…昨日はごめん」




沈黙を破ったのは、鴻上くんだった。





まさか謝られるなんて思ってなくて、あたしは戸惑った。




「え、あ…こちらこそごめんなさい」





本当は鴻上くんが真子さんのこと好きだなんて思ってない。





勝手に嫉妬したあたしが悪いんだ。




< 304 / 308 >

この作品をシェア

pagetop