☆★心風★☆
あれ?なんでだろう。あの不良の鴻上くんのことくらいでこんなにドキドキするなんて…



もしかして、男だから?



男だから、肩とか触れたらドキッてするの?



正直、今の私にはわからなかった。



でも、これだけはわかった。



私はもう、男恐怖症じゃない……。



それは…あの男子のおかげ。



ありがとう。おかげで、男子のことが少しは大丈夫になったよ。



少しだけ……ね。



私は、鴻上くんを見ながらフッと笑みをこぼした。


< 58 / 308 >

この作品をシェア

pagetop