☆★心風★☆
そして、きりっとした表情、爽やかな瞳、少し吊り上がっている唇…。


鼻を掻くクセ…。


ちょっとだけ、下を向く仕草…。



それらにいちいちドキドキしっぱなし。



ずっと鴻上くんに目がいってる。髪型が特徴的で、後ろ姿でもすぐにわかっちゃうんだ。


きゃーっ!もぉ、私ったらヘンターイッッ!



こんなに見てたらいつか気づかれちゃうじゃん!恥ずかしいよっっ!!



鴻上くんを見てると、すごく愛しくて、たまらなくて……



「好き…」


思わずそう呟いてしまった。



当然、実花ちゃんは不思議がる。



「どしたの?百々りん??」


や、やっば~っっ!どうしよっっっ!!!!



実花ちゃんにはバレたくない!!

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