☆★心風★☆
でも、実花ちゃんはニヤッと笑ってこう言った…



「わかった!百々りん、好きな人いるんでしょ」



って……



「いないって!バカじゃないの?もう!最悪!!」



そう言って私は実花ちゃんの肩を叩いた。



「いったっ!!あ~、この叩き方は…やっぱりそうなんだ~!」



確信したかのような実花ちゃんの表情。



「!!!もう、やだ~!」



「顔、真っ赤だよ?」



クスクスと笑いながら、からかうような瞳でこっちを見る実花ちゃん。


< 65 / 308 >

この作品をシェア

pagetop