ふたつの願いとふたつの時代




その日常に変化が起こったのは、今から一週間ほど前のことだった


といっても、今の私に正確な時を知る術はない











その日は夏休みの学年登校日で、私は寝坊して頑張って走ったけど努力のかいなく門を潜ったところで、始まりのチャイムがなってしまった



「‥はっ‥‥サイアク‥」



一瞬速度を緩めたとき ピカッ と景色が真っ白に見えるくらい光った



「っなに?」



その眩しいさに目をあけていることが出来ない



ズンッ



強烈な光の後は頭に衝撃を受けた

そのまま意識を失った



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