ふたつの願いとふたつの時代




ただひたすら、その場で震えながら夢が覚めるのをまった


ただ、ひたすらに












「なっ‥なんだこれは!?」



その声にはっとした

そして、絶望した。



さっきと同じ景色がいまだに広がっている




「また、あいつか」


彼らは誰だろう‥

人が死んでいると聞いて、見に来たのかな?

一風、警察官にも見える


だけど、彼らが来ているものは私が知っている警察官のものではなかった



初めてみる制服

心で何にかが引っかかった



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