キッズ・バトル~君と過ごした夏~
「まぁ~だぁ~?」
ったく、何やってんだか…。

「お待たせぇ~。」
「遅いよ?」

「じゃあ、幹太行こうね。」

「うん…おばあちゃん。」


おばあちゃんと、幹太が玄関を出て行く。

頑張っていたのに、涙腺が緩む。

別に、今までの生活に戻るだけじゃない。

たった……それだけの事じゃん。




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