キッズ・バトル~君と過ごした夏~
暫くゲームで遊んでいたら、裕子が

「ごめん、私トイレ。」

そう言って、部屋を出た。

「歌恋、下手過ぎ。全然相手にならないし!」

「はぁ?

てか、何あたしの友達の前で愛想いい訳!?」

「だってぇ、お父さんが、女の子には優しくしなさいって言ったもん。」

「あたしだって、女の子だけど?」

ズイッと幹太に詰め寄った。

「胸ペッタンコのくせに。

さっきのお姉ちゃん位、綺麗で胸有ったら認めるけど?」


ワナワナワナ…。

沸々と怒りが込み上げた。

「もういっぺん言ってみろよ!

さっきから調子に乗りやがってぇ!!

シバいたろか!」

人が気にしてる事をいけしゃあしゃあと
あーっ!ムカつく!

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