キッズ・バトル~君と過ごした夏~
3階の特設会場まで行くと、いるわ、いるわちびっ子がうじゃうじゃ…。

「うげっ!!」

見てるだけで、うんざりしてくる位の人だかり。

ううん…、ちびっ子だかり!?

「あっつ苦し!」

行こうと誘った手前
、少し後悔してしまった。

「早く行こ?歌恋」
繋いだあたしの手を
幹太がツンツンと引っ張る。

「うっ……うん。」
スマイルしたつもりだが、何気に引き攣っているかも?


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