夏恋つづり
「呼んだの気付かなかったのかと思ってさ…。」



「ごめん…。絋…どうしたの?もしかして、これから菜々ちゃんの家に行くとか…?」



「違うよ。莎矢の方こそ、どっかに行くのか?」



菜々ちゃんとデートとかじゃないんだ…。



友達の家に遊びに行くのかなあ…?



「私は、散歩。この辺ちょっと歩こうと思って。」



「え!こんな暑い日に?」

絋は驚いた顔をする。



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