夏恋つづり
「なんでだよ…。はっきり理由を言えよ。」
絋の言葉に、私も感情が最高潮に高まる。
「莎矢…」
「絋の前に立つと、絋のことを考えると、なんにも言えなくなっちゃうの!!だって絋のことが、す……」
私はそこまで言って、はっとなった。
潮が引くように、サッと高ぶっていた思いが引いていくのを感じた。
絋の言葉に、私も感情が最高潮に高まる。
「莎矢…」
「絋の前に立つと、絋のことを考えると、なんにも言えなくなっちゃうの!!だって絋のことが、す……」
私はそこまで言って、はっとなった。
潮が引くように、サッと高ぶっていた思いが引いていくのを感じた。