夏恋つづり



「絋……?」



私が名前を呼ぶと、パッと手が離れて目の前が明るくなった。




「当たり。」



私の後ろから、絋がひょっこり顔を見せた。




あの時と……



最初に出会った時と同じ表情だね…。



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