夏恋つづり
「莎矢…?どうしたんだよ。」



絋は首をかしげている。


「あの……私ね…」


またもや息が詰まりそうな間が空いてしまう。




『お〜!絋!!教室にいたの?』



静かな空気を切り裂くように、教室の扉から中を覗く男子生徒。



絋の友達…かな?



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