夏恋つづり
「絋、この場所…菜々ちゃん気に入ってくれるかな?」



「そりゃ気に入るさ。でも、その前に誘わないといけないからなあ……。」


向日葵を見ながら、不安げに話す。




「今からそんなこと言ってどうするの!絶対大丈夫。一緒に来てくれるよ。」


絋の肩をポンポンと叩いた。



「ありがとう。莎矢に言ってもらえると、元気が出てくるよ。」



絋の顔に笑顔が戻る。




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