夏恋つづり
「莎矢…、絋のことだけどさあ……。」
果織が言いにくそうに話を切り出す。
「どうしたの?」
少し小さな声で聞いた。
なんとなく果織の言いたいことは分かってる。
だって小さい頃から仲が良かった友達だもん。
言葉にしなくても、伝わってくるんだ…。
果織が言いにくそうに話を切り出す。
「どうしたの?」
少し小さな声で聞いた。
なんとなく果織の言いたいことは分かってる。
だって小さい頃から仲が良かった友達だもん。
言葉にしなくても、伝わってくるんだ…。