夏恋つづり
「絋から一歩踏み出さなきゃ何も始まらないよ!」


そう言った。



絋は、いざ話をしに行こうと教室に行っても、菜々ちゃんの姿を見ると、緊張して話せなくなる…そう打ち明けた。




「俺、情けないなあ…。もっと勇気があればいいのに…。」



「絋は、勇気あるじゃん。」



落ち込んでいた絋に私はそう言葉をかけた。




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