夏恋つづり
「この前、一度菜々ちゃんと話したでしょ?あれだって勇気なきゃ話せないよ。」
「でも、あれはたまたま雅也が来たから…。」
絋は、言葉を濁らせた。
確かに、あれはたまたまだったかもしれない。
でも、そんな偶然がなくたって、絋は菜々ちゃんと話せるよ。
だって……
「でも、あれはたまたま雅也が来たから…。」
絋は、言葉を濁らせた。
確かに、あれはたまたまだったかもしれない。
でも、そんな偶然がなくたって、絋は菜々ちゃんと話せるよ。
だって……