夏恋つづり
「この前、一度菜々ちゃんと話したでしょ?あれだって勇気なきゃ話せないよ。」



「でも、あれはたまたま雅也が来たから…。」



絋は、言葉を濁らせた。



確かに、あれはたまたまだったかもしれない。



でも、そんな偶然がなくたって、絋は菜々ちゃんと話せるよ。





だって……




< 69 / 211 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop