夏恋つづり
「莎矢、大丈夫か?」
「…何が?」
「ほら、さっき泣いてたから…。俺、あんなに莎矢が泣いてるの見るのは初めてだったからさ…。」
心配してくれてたの…?
絋は、優しいね…。
「うん。もう平気!」
私は帰り支度をしながら、そう答えた。
「…何が?」
「ほら、さっき泣いてたから…。俺、あんなに莎矢が泣いてるの見るのは初めてだったからさ…。」
心配してくれてたの…?
絋は、優しいね…。
「うん。もう平気!」
私は帰り支度をしながら、そう答えた。